トヨタ生産方式にもとづく「モノ」と「情報」の流れ図で現場の見方を変えよう!!を読んで書いてます。
バリューストリームマップを書いてーと言われたので、いきなり書いて的を得てないのもいかがなものと思ったので、某図書館にて「トヨタ生産方式にもとづく「モノ」と「情報」の流れ図で現場の見方を変えよう!!」を立ち読み、購入、今に至る。
気になったところから
”はじめに”の数十行目先から
とのことなので、ダイヤモンド社からでてるトヨタ生産方式も読んでおいたほうが吉なのだが、並行輸入で入ってくるLeanのカンバンなどは、ここ30年で言葉と内容の入れ違いが発生しているようだ。逆に入れ替えれば、トヨタ生産方式をご存知の方も、アジャイルな方も問題なし。そんなことより、マッピングの技法を確立したのがすごいこと。
製品ファミリーを選ぶ
いきなり本題から
始める前に理解しておきたいのは、1つの製品ファミリーにフォーカスする必要があることです。お客様は、あなたの製品のすべてではなく、ある特定の製品を機にかけています。
現場を通るあらゆる製品をマッピングしようとしてはいけません。
取り急ぎ、目の前をとり行われている仕事をすべて書き始めると、あれだこれだと書き始め、いつかはA3の紙にも収まらないほどの量になるような。いや、なってしまった。
また、流れている仕事を何らかのデータからピボットして確認すると、何らかの区切りから見始めると、大半の仕事がそれだと気づけるはず。気づけたらそれを追えばよい。
いくるかのリーン指数
サイクルタイム:連続したライン作業が行われている場合に一つの工程に要する時間のこと(ここの内容はwikiから)
付加価値時間:お客様が喜んでお金を払ってくれるような付加価値を実際に製品につけている作業時間
リードタイム:着手から完成まで、すべての工程つまりバリューストリームを通って、1つの製品が出来上がるのに要する時間
普通は、付加価値時間<サイクルタイム<リードタイム
リードタイムを何らかの作業が完了するまでの時間と考えて、サイクルタイムはその中の作業時間、サービスやソフトウェアだと判断してる時間あたりが付加価値時間になりそうだ。判断したから付加価値が生まれるのか、ユーザ側の判断が付加価値を生むのなら、それは完結してない製品なのかもしれないな。
ガイドライン♯2できる限り「流れ化」する
「流れ化」というのは、1つひとつのモノが1つの工程から次の工程へと、工程間を停滞なく(停滞以外の多くの他のムダもなく)、すいすいと進んでいく、「1個流し」ということです。
ここの挿絵にある仕掛かりが目に留まる。
流れ化を、どこまでやるべきか、ときどき、ここまでだ、という言外が欲しくなることがあります。なぜかというと、工程をつないで流れ化していくことは、つなごうとする工程の全リードタイムと全ダウンタイムをマージすることでもあるからです。こんなときの定石は、流れ化された工程と、プル/FIFOの組み合わせから始めることです。
仕掛の見える化がサービス、ソフトウェアだとバックログになるのだろうか。この手の見える化は、管制の運航票、トヨタ生産方式のかんばんも同様。
なんか、7つのムダの票を見たような。探してみたらないので別な書籍かサイトなんだろうな。疲れてる、寝よっと。